あるところに、白ねぎ姫がいました。

白ねぎ姫は、やさしくてとても美しく

誰からも好かれておりました。



ある日意地悪なまま母が魔法の鏡に

「世界で一番きれいな人はだぁれ？」と

聞きました。


すると魔法の鏡は、

「白ねぎ姫です。」と答えました。



怒ったまま母は白ねぎ姫を

知らない森へ連れて行ってしまいました。



白ねぎ姫がとても悲しんでいると、

森に住んでいる７人の小人たちがやって来ました。



白ねぎ姫は、７人の小人たちと仲良くなり

いっしょに楽しく暮していました。



それを見つけたまま母は、またまた怒って

白ねぎ姫に食べさせようと毒リンゴを作りました。



まま母はおばあさんに化けて森にやって来ました。

そして、７人の小人のおうちをトントンとノックしました。



「はーい！」

「こんにちは、白ねぎ姫。リンゴはいらないかい？」

「まあ！おいしそう！！」

「あげるからお食べ。」

「ありがとう！おばあさん！」













モシュモシュ、モシュモシュ。

「リンゴもっとちょーだい！！」


モシュモシュ、モシュモシュ。

「リンゴもっとちょーだい！！」





モシュモシュ、モシュモシュ。



「もっとちょーだいっっ！！」







「・・・・降参。┌(-。－;) 」